このたび、R8年2月16日に姫路商工会議所にて開催したセミナーの様子を、神戸新聞朝刊に掲載していただきました。
今回は、地域企業の経営者・人事担当者の皆様を対象に、若手社員の離職防止と定着率向上をテーマにした実践型セミナーを実施しました。
若手離職の本質は「能力」ではなく「関係性」、「設計」
多くの中小企業が人手不足という課題に直面する中で、採用に力を入れるだけでは、定着は安定しにくいのが現実です。入社後の関わり方や育成の設計が曖昧なままだと、若手の不安や違和感は積み上がりやすくなります。
セミナーでは、現場で再現しやすい形に落とし込みながら、次の観点を中心にお伝えしました。
- 若手が離職を決意するプロセス
- 承認の技術と心理的安全性
- オンボーディング設計の具体策
- 経営者・管理職が持つべき視点
離職は突然起こるものではありません。小さな違和感が日々蓄積し、気づいたときには「辞める」が現実的な選択肢になってしまいます。
だからこそ重要なのは、結果だけに焦点を当てるのではなく、プロセスと存在を丁寧に扱うことです。日常の関わり方を整えることが、定着の土台になります。
セミナー後の反響
終了後は、質問や相談で多くの方にお声がけいただきました。現場で抱えている悩みが具体的であるほど、次の一手も具体化しやすくなります。
受講者の皆様のうち、たとえ1割でも行動に繋がっていたなら、地域企業の未来は確実に前へ進みます。微力ながら、実務に役立つ形で支援を積み重ねていきます。
地方から、企業の未来をつくる
私はこれからも、中小企業の採用定着支援に専門特化し、伴走支援を続けていきます。
採用はゴールではなくスタートであり、入社後の関わり方が企業の未来を左右します。
オンラインセミナーのご案内(3月・4月・5月開催)
3月〜5月にかけて、採用定着をテーマにしたオンラインセミナーを実施します。参加費は無料です。
若手社員が定着しない、採用しても育たない、管理職の関わり方に課題を感じている。こうしたお悩みがある企業様は、ぜひご参加ください。
詳細は特設ページをご覧ください。
改めまして、姫路商工会議所の皆様、社労士会姫路支部の皆様に心より感謝申し上げます。地域企業の持続的成長に向けて、引き続き尽力してまいります。
泉 正道(Masamichi Izumi)
従業員100名以下の中小企業の伴走支援コンサルタント。C&Pいずみ社会保険労務士法人 代表。
採用定着士、特定社会保険労務士、生成AIアドバイザー。2025年現在、延べ100社以上の中小企業を支援。採用・定着・労務に関する相談は累計2,000件超。
徹底的な伴走支援で、中小企業の採用定着を「仕組み化」する事を得意とする。商工会、商工会議所、大手生命保険会社でのセミナー講師など、精力的に「事例」中心の情報発信をし続けている。
筆者プロフィール
泉 正道(いずみまさみち)|特定社会保険労務士/採用定着士/生成AIアドバイザー
姫路を拠点に中小企業延べ150社以上へ伴走。採用・定着・労務の相談累計3,000件超(2026年6月現在)。北は福島、南は佐賀まで顧問先があり、全国オンライン対応。
「採用より定着が先」——これが口癖であり、信念。耳が痛くても言い続ける。親に与えてもらった環境や収入を「全て自分の力」と誤解する2代目社長に説教して解約された経験あり。それでも伝え続けるのが私の役目。
支援の軸は制度(ハード)と対話(ソフト)の両輪。就業規則や評価制度を整えるだけでも、研修や面談を繰り返すだけでも、人の問題は解決しない。両方が噛み合って初めて、人が辞めない組織が動き出す。伴走とダメ出しができる社労士。
生成AI支援では「研修を受けた企業の9割が1ヶ月後に何もしていない」という現実に向き合い、経営者のPCを直接触り、当日に課題を解決する「実装型」の伴走を展開。商工会・商工会議所・大手生命保険会社でのセミナー講師としても精力的に活動中。

