39歳の長友佑都が選ばれた理由。姫路の中小企業のベテランは活きていますか

39歳の長友佑都が選ばれた理由。姫路の中小企業のベテランは活きていますか

2026年5月16日



今日発表されたW杯日本代表26人の中に、39歳の長友佑都(FC東京)の名前がありました。
アジア選手として史上初の5大会連続W杯出場という、前人未到の記録です。

私は今年46歳。長友選手とは同年代とは言えないけれど、2010年の南アフリカ大会から彼のことをずっと見てきました。
インテル、ガラタサライ、マルセイユ、そしてFC東京。紆余曲折ありながら、ずっと日本代表を支えてきた選手です。

そして今日、名前を呼ばれたとき、長友選手は目を潤ませていたそうです。
その姿に、正直、グッときました。

ベテランが全力で頑張っている姿って、なぜか応援したくなりますよね。
それはきっと、「諦めずに続けること」の難しさを、自分たちも年齢を重ねるにつれてわかってきているからだと思います。

森保監督は選出理由をこう説明しました。
「局面局面で戦える力をW杯基準で持っている。精神的にもチームを支えてくれる」

この言葉に、膝を打ちました。
ベテランの価値は「プレータイム」だけではない。姫路の中小企業の経営者に、ぜひ届けたい視点です。


目次

  1. 「使えないベテラン」と「活きているベテラン」の違い
  2. ベテランが「老害」になるのは、組織の問題でもある
  3. ベテラン社員を活かすための3つの視点
  4. 泣きながら感謝を言えるベテランが、組織を強くする
  5. よくある質問
  6. まとめ

「使えないベテラン」と「活きているベテラン」の違い

40〜50代のベテラン社員に悩む経営者の相談は、本当によく受けます。

  • 「若手と比べると動きが遅い」
  • 「新しいことを覚えようとしない」
  • 「給料が高いのに仕事量が少ない」

一方で、こういう声も聞きます。

  • 「あの人がいると、現場が落ち着く」
  • 「若手が困ったときに真っ先に頼る存在」
  • 「お客さんからの信頼が圧倒的に厚い」

どちらが「使えないベテラン」で、どちらが「活きているベテラン」か。答えは明白です。
問題は、「活きる場所と役割を与えられているか」という組織側の設計の問題です。

長友佑都が39歳でW杯に選ばれたのは、「まだ試合に出られる」という理由だけではありません。
25年以上のキャリアで培った経験、若手選手への影響力、チームの精神的な支柱としての存在感。それが「W杯基準」と認められたから、選ばれたのです。


ベテランが「老害」になるのは、組織の問題でもある

「ベテランが若手の邪魔をしている」という相談も受けます。
確かに、そういうケースもあります。

ただ、冷静に見ると、「役割が曖昧なまま放置されたベテランが、居場所を守ろうとして若手を牽制している」という構図が多い。
役割を明確にして、「あなたに期待することはこれだ」と伝えれば、見違えるほど変わるベテランは少なくありません。

つまり、ベテランを「使えない」と嘆く前に、経営者として問うべきことがあります。
「あなたにはこういう役割を期待している」と、ちゃんと伝えましたか?


ベテラン社員を活かすための3つの視点

① 「経験値」を言語化・共有させる

長年の業務で培ったノウハウ、お客さんとの関係、現場のコツ。
これは会社にとって巨大な資産ですが、ベテランの頭の中に眠っているだけでは会社の力になりません。
後輩への指導役、マニュアル作成の担い手、OJTのリーダーとして「経験を組織に還元する役割」を与えることが有効です。

② 「プレイヤー」から「コーチ・メンター」への役割転換

年齢とともに体力や処理速度は落ちても、判断力・人間関係・修羅場の経験値は上がります。
若手の仕事を「取り上げるベテラン」ではなく、「育てるベテラン」として設計し直すことが大切です。
この役割転換を本人が受け入れられるかどうかは、経営者や上司との対話の質にかかっています。

③ 「評価の軸」を見直す

「成果量」だけで評価する仕組みのままでは、ベテランは不利になります。

  • 後輩をどれだけ育てたか
  • 現場のトラブルをどれだけ未然に防いだか
  • お客さんからの信頼をどれだけ築いているか

こういった貢献を評価できる仕組みを持てているかどうか、確認してみてください。
評価の仕組みが変われば、ベテランの行動も変わります。


泣きながら感謝を言えるベテランが、組織を強くする

発表の瞬間、目を潤ませながら「感謝しか出てこない」と語った長友選手。
39歳になっても「選ばれたい」「貢献したい」という気持ちを持ち続け、そしてそれが報われた瞬間でした。

あなたの会社のベテランにも、同じポテンシャルがあるかもしれません。
「使えない」と切り捨てる前に、「活きる場所と役割を与えられているか」を問い直してみてください。

ベテランの経験を組織に活かす仕組みと、本人と向き合う対話の両方が揃って、はじめてベテランは「戦力」になります。
そして「感謝しか出てこない」と言ってもらえる職場が、長く強い組織の姿だと私は思います。


よくある質問

Q. ベテランに役割転換を伝えると、やる気をなくしませんか?

A. 伝え方が重要です。「プレイヤーとしての出番を減らす」ではなく、「あなたの経験を次世代に伝える、より大切な役割をお願いしたい」という言い方で、意味と期待を伝えましょう。一方的な通告ではなく、「あなたにしかできないことがある」という対話から始めることが大切です。

Q. ベテランの評価軸を変えると、若手が不満を持ちませんか?

A. 評価軸を変える際には、なぜその評価項目が必要かをチーム全体に説明することがポイントです。「育てることも成果だ」「信頼を築くことも会社への貢献だ」という考え方を共有すれば、若手にとっても自分の将来像が見えやすくなります。


まとめ

39歳の長友佑都が5大会連続でW杯に選ばれたのは、「まだ使える」からではありません。
チームに必要な役割があり、それをこなせる力があると認められたからです。

姫路の中小企業でも、ベテラン社員の扱いに悩む経営者は多い。
でも、「使えない」のではなく「活きる場所と役割を設計できていない」だけのケースがほとんどです。

仕組みとしての評価制度・役割設計を整えることと、ベテランと本音で向き合う対話。
この両輪が揃ってこそ、ベテランは「感謝しか出てこない」と言える職場で輝きます。
また辞めた、応募が来ない——その悩み、仕組みで解決できます。姫路の中小企業の採用定着を、一緒に仕組み化しましょう。

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